「ぷらぷら働く」
「ぷらぷら働く」
とあるワークショップで作った自己紹介カードです。
雑誌の切り抜きを思い思いに貼りつけて作っていくこのカードで、自分の目にとまったのは「ぷらぷら」と「働く」でした。
あと、「運のいい人」と「プリンを食べる女の子の写真」を選びました。
「運のいい人」は「運も実力のうち」が座右の銘のひとつなので、その紹介に。女の子の写真は3歳の娘がいることの紹介に。本物はもう少し可愛いですけど。
主体的ぷらぷら。
ぷらぷら働く、って行きたいところにぷらっと行ったり、会いたい人のところにぷらっと行ったり。
短期的には、集中できなくなったときにぷらっとカフェに行って仕事をしたりすること。
長期的には、いつか仕事にも役立つだろうと思える場所、役立ったらおもしろいなと思える場所に行くこと。
誰かに言われた場所で仕事をするわけでもなくて。誰かに言われたことだけをするわけでもなくて。
サボってるときがない、100%仕事のことばかりを考えてますと言ったら、それは嘘になるかもしれませんが。でも、頭が働かないときに決まった時間内を(定時まで?終電まで?)を働くことにどれだけの意味があるんですか。
明日のために休むという考え、もっと浸透してほしいです。
もしかしたら、「ぷらぷら働く」というのはある意味ですごく主体的なことなのかもしれない、と身勝手にポジティブな解釈が思い浮かびました。
主体的ぷらぷら。
しゅたぷら。
しゅた☆ぷら
ぷらぷらしたい先があるから、ぷらぷらしてます。
ぷらぷら働く条件
じゃあ、誰しもがぷらぷら働けるのか、1億総ノマド化ですか、というとそれは話が違っていて。
その場所にいることが仕事、その場所でしかできない仕事もたくさんあって、「ぷらぷら働く」というのは、やっぱりひとつの働き方でしかないわけです。
ぷらぷら働けるための条件を考えてみたのですが、次に集約されるんじゃないかと思います。
・成果目標が決まっている
・個人の裁量が許される
・主体的に仕事に還元する
ひとことで言ってしまえば「仕事をする上での信頼関係がある」ということになってしまうのですが。
簡単に補足すると、
・成果目標が決まっている
→ これが達成できればいいよね、というものが合意できている。客観的な尺度で。
・個人の裁量が許される
→ 目標に対してやり方の自由度がある。方法、場所、タイミング。時間を節約する工夫が許される。大きなゴールに対して小さなタスクは、やる or やらないの選択の余地がある。
・主体的に仕事に還元する
→ 「こいつふらふらしてるけど何か持ってくる」というキャラ。アイデアだったり、数字だったり。受け入れる側の環境も必要ですね。
自分の場合、仕事はプロジェクトマネージャという肩書きで、達成目標は年間のプロジェクト件数や売上が、数字で決められています。プロジェクトがしっかり完了して、誰も損せず、幸せに終われば文句を言われないわけです。むしろ、プロジェクト内をパンパンに働かせて不満を高めるのはプロジェクト上の大きなリスクになったりもします。(誰も倒れさせないことは重視していることのひとつ。)やらないことを決めて仕事のボリュームを無駄に増やさないのも大切な仕事です。
とか。まぁ、
ぷらぷらの語感にも似合わず、エラそうにここまで書いてきてしまいましたが、いま仕事してないですからね。。「ぷらぷら働く」どころか「ぷらぷらしてるだけ」ですから。何の説得力もないわけですけど。
※いまは育休中なので、強いていえば育児が本業なわけですが、育児のほうがぷらぷらしづらいですね。。←これはまた別のエントリで書いてみたいです。
休む前のことを思い出しながら書いてみました。
P.S.
というか、ぷらぷら働いているがゆえに、会社に1回も行かない週なんてザラで、繁忙時は客先とぷらぷらに忙しくて1ヶ月くらい会社に行かないときもあるのですが。休んでる今のほうが、ぷらぷら社食にご飯食べに行ったり、たくさん会社に行ってるんじゃないかという逆ぷらぷら現象。ベビーカーで赤ちゃん連れで会社にお邪魔してます。
でも、さすがにちょっと行きすぎたか、総務からコメント入ったようですが。。育休じゃないとき会社に行ってなくても何も言われなかったんですけどね。。
誰が、誰の、何を、管理するか?って難しいですねぇ。
季節がいいときには、自然に囲まれて仕事するっていうのも気持ちいいですね!