読んだ本、読みたい本。
この1年に読んだ本。
これから読みたい本。
じっくりと考える時間を取りたい気分が続いているのですが、ここらでいったん整理。
U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術
- 作者: C オットーシャーマー,C Otto Scharmer,中土井僚,由佐美加子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/11/16
U理論病?と思うほどいろいろなものがU理論に見えるように。言動の素となる本当は願っていることの存在。コミュニケーションするときの深さの違い。過去からの学びからだけではなく、描く未来へ向けて今を変えること。日々の思考回路が変わりました。Ureading に感謝です。
「 抽象の庭」。抽象的って実は高度。森博嗣さんのあたまの中。(読書メモ)
プロボノ、大きく動きはじめた1年でした。継続中。 (読書メモ)
プロボノのセミナーで竹井さんのお話を聞いて。「昔は社会貢献なんて全然興味なかった」という企業マンだったそう。(読書メモ)
人類最大の秘密の扉を開く ソウル・オブ・マネー 世界をまるっきり変えてしまう<<お金とあなたとの関係>
- 作者: リン・トゥイスト,牧野内大史
- 出版社/メーカー: ヒカルランド
- 発売日: 2013/05/16
「 もっともっと欲しい」っていくらあれば満足するの?投資対効果もいいけど投資対幸福度を高めるお金の使い方。
心をバケツに例えたら。悲しくなると水が減る。ひしゃくで誰かのバケツに水を入れるように生きてみる。
自分自身を「信じている」者は、他人にたいして誠実になれる。他人を「信じる」ことは、他人の「可能性」を信じることである。(読書メモ)
ダイバーシティが目指すのは、「効率」ではなく「効果」。(読書メモ)
社会のために子どもを生むのか、それとも、子どもが生まれて生きていくために社会があるのか。ひとつのことを盲信しないためのいろいろな意見。(読書メモ)
速く飛ぶのが好きだから、速く飛ぶ。自由と孤独の逸脱者が切り開く世界。(訳者のあとがきがdisぽくなってる珍しい一冊)
「○○からの自由」と「○○への自由」は大きな違い。 ヒトラー時代に見る「○○からの自由」。
誰かを強制しない範囲で自由は存在する。ただし、自分の判断が間違えているという可能性を常に忘れないこと。
リベラル=自由、とは与えられた問題の解を出すのではなく、自ら自由に問題を設定し、新しい解を探していくこと。
「コミュニケーション能力」 なんて、絵が描けるとか歌がうまいとかと同じような類いの単なるスキル。お互いのコンテクストを理解して、相手の表現したいものを「待つ」こと。心からわかりあえることなんて、すぐにはない、という前提を置くこと。
展示品のない展示会。ワークショップミュージアム。形にならないけど確かにそこにあるもの、つながり。セサミストリートの現場で得た経験からおかあさんといっしょの立ち上げにも参画した上田さんの偉業を残したいと、組織学習の第一人者中原さんが書き起こし。モチベーション組織論の金井さんとの懸談も。
軽いストーリー仕立てながら、IT裁判調停員のつづる話には身につまされます。。意外と裁判は杓子定規ではなく、人の「誠意」を見ている。解決しようと行動したか?
この本は運命的な出会い。「People are good」人は善良であるから、作業日数を多めに見積りすぎたり、悪いことの報告が遅れたりする。プロジェクトは人がやるもの。岸良さんという人がいてPM観が変わりました。
「売り手よし、買い手よし、社会よし」「段取り八分」、イメージ論だけでなく、徹底的にシンプルな形式知に落とし込む。公共事業工事の国策にもなったプロジェクト手法。
「 部分最適」ではなく「全体最適」。部分最適でよかれとしたことが仇になることも。ザ・ゴールでゴールドラット博士が問いたTOCの考え方を分かりやすく会社経営に適用。
対立解消→現状把握→未来構想→目標設定→手順立案→トップからボトムをつなげる戦略と戦術。といった話をカエルのカエレンジャーたちが教えてくれます。
PM岸良さんのオススメ。
管理のための管理。不毛。。そんなときに。金井さんと岸良さんの共著。
プレイフルラーニング上田さんがドゥエックドゥエック言うので気になっている。ドゥエック。
『 一人じゃここまでしかできないけど、誰かと一緒だったらここまでできる。』「発達の最近接領域」という概念を提唱したロシアの心理学者。ヴィゴツキー。プレイフルラーニング上田さんより。
スピノザも気になっています。。
自立とはできるだけ多くの人に依存すること。
考えれば考えるほどヤンキー趣味が浸透している日本。精神科医が日本総ヤンキー思考論を展開。(読書ブログ)
児童養護施設のドラマ(フィクション)が始まりましたが、この本は実際に施設の子どもたちがつづったエッセイ、詩。取材したライターさんの描く周辺ストーリーがさらに現実を浮き彫りにする。
体を動かしてゆっくり休むのがいちばん。アランさんの幸福論。
この1年で、一番胸に深く響いた考え方のひとつ、「分人」。本当の自分がどこかにいる、と探し求めることの息苦しさ。いろんな自分がいて良い、という肯定感。
普通の家族を、少し変わった設定で、「分人」をテーマに描いた小説。自分の中の誰が、自分の中の誰を殺すのか。 自殺というものの考え方が変わりました。
火星を往復する宇宙船という狭く限られた人間関係の中でのドラマ。「分人」という考えが浸透した世界での物語。
原題、The Willpower Instinct。ストレスに向き合いながら意志力を発揮する方法。意志力も筋肉と一緒で一日使えば疲れる。深呼吸したり瞑想することは意志力の筋トレみたいなもの。
ちなみに、ゲーミフィケーションのジェーン・マクゴニガルと双子の姉妹だそう。
大目的と中目的と小目的。組織のビジョン、チームの目標、個人のモチベーション、これらをつなげ、すり合わせること。「組織一丸」を精神論で終わらせず、目的工学という理論体系で提唱。ソーシャルビジネスとの接点も。
新しい情報技術が世界を変える。実は、グーテンベルク印刷技術の発明の頃より言われていること。それは情報化の夢。情報化が可能にする社会をより冷静に考えてみる。
企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン?新しい統治者たちの素顔 (アスキー新書)
- 作者: 松井博
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/02/28
グローバル化した世界で、徹底的に効率化を進めた先にあるもの。機械にできる仕事、できない仕事って何なんだろう。
一本道のハシゴ型キャリアより、いろんな登り方が楽しめるジャングルジム型キャリア。働く女性でなくてもうなずくこと多し、です。
実家の父親が興味ありそうなので読んでからプレゼント、と思いながらまだ渡せぬまま積ん読。
気になりつつ積ん読。
気になりつつ積ん読。。
暗号、好きなんですよね。サブタイトルにも興味を惹かれます。でも、気になりつつも積ん読。
ややスピリチュアルな雰囲気をもつU理論を、より実践的に参考書的に書かれている感じです。読み途中。
(本家U理論よりひとまわりサイズも小さく厚さも400ページに。「入門」としながらも縦に直立する程度の厚さは維持。)
以上、42冊の紹介でした。
今、興味があることについて誰かと意見を交わすには、背景や情報の持ち合わせが少ない気もして。。本を読むこと、そのものに飛び込んでみて経験すること、を楽しんでいます。