TEDスピーチ300本から選んだ私的おすすめベスト5
初めてTEDスピーチを見たのは2011年5月ごろ。それから丸3年ほど。日課のように見ていた時期もあり、NHKでも毎週放送されるようになり、TEDxイベントスタッフもやり、気づけば閲覧履歴のリストが300本を超えていました。
見たスピーチを忘れてしまっていたりしたときの備忘録として。人におすすめするときにリストとして。私的なベスト5 と閲覧リストを残しておきます。
子どもをもって働くこと、ハンディキャップを逆境と捉えないで生きることなんかがお気に入りポイントでピックアップしています。
TEDスピーチ 私的ベスト5
ベスト1
TEDとの出会い。一番最初に見たTEDスピーチ。Facebook COOのシェリルサンドバーグ。子どもをもちながら働くということが等身大で語られていながら、強さを感じるスピーチ。このスピーチをきっかけに『LEAN IN』が生まれることになりました。
別でLEAN IN出版後のスピーチもあり、後日談を語られています。後ろにリンクを載せておきます。
ベスト2
初めての生スピーチ鑑賞、TEDxKids@Tokyo 2011より。高校生のスピーチが、決してこなれた上手さではないのですが、「一歩踏み出すことの大切さ」がメッセージとして強く心に残りました。自分30歳も過ぎて何やってきたんだろうなー、と。TEDxイベントに関わるきっかけとなったスピーチです。
ベスト3
『 「成功より人間関係が大事だ。夫として妻として、親として立派でありたい。何かを成し遂げるために、家族を犠牲にはできない。」そういう言い訳を私は何度となく聞いてきました。』
ジョークの抑揚に油断したところで、ガスッと心えぐられます。。
ベスト4
ハンデキャップって何でしょう。ほとんど失明状態なのに17歳まで本人も周りも気付かなかった。親の育て方も、本人の生き方も感動的。
『両親の型破りな勇気ある決断。レッテルは貼らない。限界をつくらない。信じるは力と可能性 』
ベスト5
本当の自分がどこかにいる、と探し求めることの息苦しさ。いろんな自分がいて良い、という肯定感。いろんな自分は間違いなく自分の一部分。「分人」という考え方は多くの人を助けると思いました。
以上ベスト5です。
だめだ、ぜんぜん5本に収められない・・・ベスト10までいきます。
ベスト6
究極の放置教育。ネットが繋がったPCとテーマを与えるだけ(笑)でもスゴイ。子どもの可能性スゴイ。
ベスト7
つらいこともあるけど、毎日ちいさな幸せってあるよね、でも、人生100年、なんとはかないことか。見るもの全てが真新しかった3歳の頃の気持ちを思い出そう。18分でひとつの映画を見たかのようなスピーチ。
ベスト8
洗濯機を使っているのは世界70億人のうち20億人。半日かけて水を汲みに行かなければならない人もいる。洗濯機の何が魔法か?洗濯の間に本を読める。子どもに本を読んでやれる。洗濯機ありがとう。
ベスト9
Why と What と Howの話。
『人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるのです。キング牧師は「私には夢がある」という演説をしました。「私にはプランがある」という演説ではありません。』
ベスト10
義足がハンディキャップなんて誰が決めた。『「どんな足なら跳べるかしら」私は、今や未知の可能性を秘めた体の持ち主。超人にだってなれる』
以上ベスト10でした。
なんですが、もうちょっとご紹介してもいいでしょうか・・
ベスト11
I canの感染の力。見ててじわじわ涙が出てくる内容でした。大人だって同じ。子どもの"ときから"必要なこと。
ベスト12
ユーモア交えながら、5人の指揮者を取り上げてコントロールの仕方の違いを解説。徹底的指示か、空気のコントロールか。「何かを愛しているなら、それを与えること。」最後の指揮者が最高(笑)
ベスト13
『「仕事に集中したい時どこへ行きますか?」 オフィスと答える人はほぼゼロ。ではどうしたら?提案が3つあります。』
オフィスあるあるすぎる(笑)いい提案です。
ベスト14
社会性って何だろう、普通って何だろう、な話。『もし何かの魔法で、自閉症が絶やされたら、人類は今も洞窟の入口で、焚き火を囲んで暮らしているだろう。』
ベスト15
「ハッピーな人の周りには、ハッピーな人が集まる」って、こんな笑顔で言われたら。。
すみません、勢いでもう少しだけ続けます・・・
ベスト16
パスタとテープで作る塔。一番高いところにマシュマロを置けるチームは?幼稚園児チーム vs ビジネススクールチームの驚きの勝敗。
ベスト17
「L」と「R」の発音。日本人は使い分けが苦手ですね。赤ちゃんのときに触れている言語が影響しているのはお察しの通りですが。でも、不思議なのは、英語ビデオを見ているだけでは習得せず、人と実際にコミュニケーションすることが必要という結果が。
ベスト18
オープンの力、ソーシャルの力。世界規模で広がる集合知の可能性を感じます。
ベスト19
娘や息子も大きくなったら悩むのかなぁ、何がしてやれるかなぁ。
ベスト20
毎年同じ場所で同じポーズで娘と写真を撮る。大人になってもずっと。いいアイデア。やりたい(笑)
以上ベスト20でした。
でももう少し(笑)最後におもしろ系を挙げておきます!
ベスト21
このイタズラおもしろすぎ!笑 エスカレーターのが最高!
ベスト22
スリのプロ(?)によるスピーチ。観客の餌食感はんぱない(笑)認知や意識といった脳科学的に裏付けられる恐ろしいスリのテクニック 。
ベスト23
最初、怪しいマーケターかなーなんて見ていたら・・・ここまでぶっ飛んでくれると芸術的。商品をどう伝えるか、それが広告。
ベスト24
「我慢できることが、成功につながる」とは言いますが、そんなことも忘れてしまうほどの、子どもたちの正直すぎるしぐさについ爆笑してしまう・・(笑)
ベスト25
最後にこういうバカバカしいのもいいでしょう。TEDの幅広さ(笑)
以上、ベスト25でした。ベスト5と言いながらすみません(笑)
以降はだらだらと閲覧リストです。だいぶたまりました。ここにコピペするだけでも大変でした。。本当によく見たなぁ、と思います。
それでは、みなさまも素敵なTEDライフを!
私的閲覧リスト
ミッチェル・レズニック 「子供達にプログラミングを教えよう」
マイケル・サンデル: なぜ市場に市民生活を託すべきではないのか?
イーロン・マスク 「テスラモーターズ、SpaceX、ソーラーシティの夢」
コンラッド・ウルフラム:コンピュータで子どもたちに教える本当の数学
スチュアート・ブランド: 絶滅種再生の夜明けとそれが意味すること
ダニエル・スアレース: 人殺しの決定をロボットに任せてはいけない
ジャック・アンドレイカ: 有望な膵臓がん検査 ― なんとティーンエージャーが開発
ジークフリード・ウォルドヘック:レオナルド・ダ・ヴィンチの本当の顔
チャディー・メン・タン: Googleには毎日思いやりがある
ローレンス・レッシグ「皆で共和国本来の国民の力を取り戻そう」
マーガレット・ワーザイム: 珊瑚と かぎ針編みに見る美しき数学の世界
シェーン・コイザン: 「今でもまだ」―いじめに悩む美しい君たちへ
ボノ:貧困についての良いニュース(そう、良いニュースもあるんだ)
ドナルド・サドウェイ 「再生可能エネルギーを本当に使えるようにするには」
ジェニファー・グランホルム「クリーン・エネルギー計画 -- トップへの競争」
クレイ・シャーキー 「インターネットが (いつの日か) 政治を変える」
ブライアン・スティーブンソン「司法の不公正について話さなければなりません」
ボー・ロット&エイミー・オトゥール 「科学は万人のもの (子どもも含む)」
レイ・カーツワイル:今後現れるシンギュラリティ(技術的特異点)を学ぶ大学
ハッラ・トーマスドッティル「アイスランド経済危機における女性の責務」
アダム・サドウスキー: ヴァイラルミュージックビデオの作り方
JRのTED Prize wish:アートを通して世界をひっくり返す
マーチン・ヤクボスキー:文明の設計図をオープンソース化する試みについて
ジェームズ・バログ: コマ落とし撮影カメラが捉えた極地氷の喪失の証拠
ジョン・ボハノン 「ダンスか PowerPointか ― ささやかな提案」
マット・ミルズ 「画像認識技術を利用したAR(拡張現実)の世界」
ルーファス・グリスコムとアリサ・ヴォルクマン : 子育てのタブーを語ろう
マルコ・テンペスト 「ニコラ・テスラ ― 電気にかけた波乱の人生」
ミック・エベリング:閉じ込め症候群のアーティストを解き放った発明
クレイ・シャーキー「組織というシステムと協力というシステム」
クレイ・シャーキー 「ソーシャルメディアはいかに歴史を作りうるか」
ティム・バーナーズ=リー 「オープンデータとマッシュアップで変わる世界」
ステファーナ・ブロードベント 「インターネットによる親密な人間関係の構築」
ブライアン・スケリー「海中に広がる美しい世界と、その世界に起きている惨劇」
ブレイス・アグエラ・ヤルカス Photosynthを実演説明
クリス・アンダーソン「ウェブ上の動画が後押しする世界のイノベーション」
WIRED誌のクリス・アンダーソンがテクノロジーのロングテールについて語る
リチャード・ウィルキンソン 「いかに経済格差が社会に支障をきたすか」
ポール・デベヴェック 「メイキング・オブ・デジタルエミリー」
ジェイミーオリバー TED prize wish: 子供たちに食の教育を
ニコラス・ネグロポンテが語る「"子供に1人1台ラップトップ" 計画の2年の成果」
ニコラス・ネグロポンテが「子供に1人1台ラップトップ」計画を語る
ティム・ハルフォード:試行、錯誤、そして全能感ゆえの固定観念
イーライ・パリザー:危険なインターネット上の「フィルターに囲まれた世界」
「ゼロへのイノベーション」 ビル=ゲイツ、エネルギーについて語る。
ジュリアン・アサンジ 「なぜ世界にWikiLeaksが必要なのか」
フィリップ・ジンバルド:普通の人が どうやって怪物や英雄に変貌するか
リチャード・セント・ジョン「成功者だけが知る、8つの秘密!」
サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか
プラナフ・ミストリー :次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジー
Matt Cutts: Try something new for 30 days
Emmanuel Jal: The music of a war child
Alain de Botton: A kinder, gentler philosophy of success
Aimee Mullins and her 12 pairs of legs
Pattie Maes and Pranav Mistry demo SixthSense
Barry Schwartz on our loss of wisdom
Elizabeth Gilbert on nurturing creativity
David Gallo shows underwater astonishments
Hans Rosling shows the best stats you've ever seen
Majora Carter: Greening the ghetto
Ken Robinson says schools kill creativity
Laura Trice suggests we all say thank you
下は生で見たTEDxのリストです。
TEDxKids@Tokyo 2011
Takahiko Nomura(野村恭彦)- Future Center makes social innovation
Shinichi Takemura(竹村真一)- What a great human being is!
Seiichiro Yonekura(米倉誠一郎)- A creative deconstruction
Mima Noyuri(美馬 のゆり)- A design of future learning
Nao Suzuki(鈴木菜央)- Maximizing future possibilities
Ichiya Nakamura(中村伊知哉)- Future Classroom
George Hara(原丈人)- Things we can spread to the world
Eiji Harada(原田英治)- How can we build up our children's confidence?
TEDxKids@Chiyoda 2012
World without ends: Hajime Narukawa
More Imaginative life: Takuto Motomura
The diversity, possibility for uniqueness: Shinji Sudo
Violin performance and her life story: Mayu Kishima
Permit yourself to do what you want to do: Makoto Shinzo
Early learning: Gaiety Iwasawa
The world comes into view from the field: Charles McJilton
Challenges in Computer Shogi: Kunihito Hoki
Seeing colors, Knowing you better: Kazunori Asada
World without Ends: Hajime Narukawa
Freestyle tap dance: Soma Nakanome
Dance performance: Memorable Moment
Freestyle YoYo performance: Hiroyuki Suzuki
F/UTURE = Free + Culture: Dominique Chen
Breaking the wall: Atsushi Saisyo
Re-discovery of children early childhood learning as peace building: Ai Onodera
Re-site Kyogen as a new communication system: Fukutaro Kurihara
TEDxTokyo 2012
Welcome inside the technodelic rabbit hole: Siro-A
The Power of Walking and Silence - John Francis
Naomi Kawase - The value of movies
Yoshiharu Habu - Take small risks & pay attention to coincidence
TEDが好きな方は一度ぜひ会場で観覧されることをおすすめします。雰囲気が全然違います。スピーチ動画に映らない会場の装飾や催し物もおすすめです。
TEDxイベントは日本各地に拡がり、毎月のように開催されています。あなたの街の近くでも開催されるかもしれません。ぜひチェックしてみてください!(こちらから検索できます)